私の好きなファディスタ、5回目です。
今回は、テレーザ・タロウカさん。
1942年、リスボン生まれ。私の好きなファディスタ#1でご紹介したファドのレジェンド、マリア・テレーザ・ダ・ノローニャさんを叔母に持つというサラブレッドです。
13年前に、つっきー先生がリスボンへ留学しているときに、彼女の伴奏をする機会があり、すぐ横でそのすばらしいFado Castico(古典ファド)を体感したそうです。
その後、体調をくずされてあまり人前で歌うことはなくなったそうなのです。Youtubeにも動いている映像があまりないのですが、1973年の動画がありました。
特に、彼女の若々しい声が好きです。
こうやって、好きなファディスタを並べていると、やっぱり私は「ファド・カスティーソ(古典ファド)」のうまい人が好きなんだなあって思います。
古典ファドの魅力ってなんだろう、っていうのをいろいろ考えていると面白いんです。
「古典ファドの愉しみ」っていうシリーズを、近々始めてみようかと思うのでお楽しみに!
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