リコーがカメラの通信機能からユーザー登録する特許を出願中です。 ペンタックスのカメラはユーザー登録が簡易になるのかもしれませんね。

カメラのメニューからユーザー登録する
特許文献の説明・自己解釈
- 特許公開番号 2015-210744
- 公開日 2015.11.24
- 出願日 2014.4.30
- リコーの特許
- カメラの固有情報を近接無線で通信機器に送信する
- ユーザー登録する
リコーの特許
ユーザー登録の方法は、葉書やユーザー登録用Webページが一般的でしょう。 しかしユーザー登録しない方も少なくありません。
携帯電話やスマートフォンでは製品に不具合があった時に新しいファームウェア を自動で取得しますが、カメラではその機能は稀です。 カメラでは、メルマガでの通知になるでしょうか。 もしユーザー登録していないと、メーカーはユーザーに不具合情報を伝えられず、 ユーザーは不具合があるままカメラを使い続けることになりますね。
ファームウェアの自動更新は便利になるように見えますが、デメリットも少なくありません。 メーカー側に、不具合はファームアップで対応すれば良いという考えが生まれてしまうのか、ソフトの品質が落ちる傾向にありますね。 スマートフォンに幾つかアプリを入れている方は、1日に1回はアップデートを行い、またアップデートによる動作の悪化も経験していることでしょう。
最近はWi-FiやBluetooth、NFCに対応したカメラも増えており、モバイルルータと組み合わせれば、ファームウェアの自動更新も可能なのでしょう。 しかしカメラに不具合があったとしても、ファームアップしなければ今より悪化することはないので、撮影する直前でのファームアップは避けた方が良いかもしれませんね。