こんばんは。
進捗が超遅い N ゲージレイアウト、(仮称)日本海あらなみラインの製作。前回の記事 から、また半年経ちました。
そして、またまたプランを変更しました。一度はあきらめてしまった、当初のコンセプトである、列車を止めることなく全ての線路(駅構内を除く)を一巡できること、手元で次々と列車を入れ替えていろいろな列車が走るのを楽しめること、をどうしても実現したく、最初の予定にあった、投入・回収線と複線エンドレス間の渡り線を何とか入れ込みました。
青線と赤線の部分が変更した箇所です。青線部分はリバースにして複線エンドレス間の渡り線の役割をし、赤線は手元で列車を組み立てて投入したり、走り終わった列車を手元に戻す、投入・回収線です。
駅構内など未定部分がまだありますが、線路配置はこれで最終決定にし、変更箇所のレールの敷設をしました。
新しく敷設する急曲線部分では、フレキシブルレールを敷設する前にあらかじめ線路の側面を錆び色(タミヤのアクリルカラー、フラットブラウンを使っています)に塗っておくことにより、塗料が適度に枕木の中に入り込んで固まり、レールを曲げてもその状態が保たれ、曲線の敷設が楽になりました。
ここは橋梁にする予定ですが、どんな橋梁にするかまだ決めていないので、仮の橋を架けておきました。
また、複線エンドレスの渡り線を兼ねた区間で、渡り線として使っていないときに、別の列車を自動往復運転できるようにするため、Tomix のセンサーレールを取り付けておきました。
投入・回収線は、一度あきらめたところを再度設置することにしたため、敷設に苦労しました。なんとかパンタグラフをあげたまま通過できる隙間に線路を通しましたが、線路の勾配は設計上 5%、実際はもっと急勾配になってしまったと思います。でも長編成の列車何本かでテスト走行したところ、登れないなどの問題はありませんでした。
変更箇所のレールの敷設を行った結果、こんな感じになりました。
電気配線も少しずつ進めています。
コントロールボードからレイアウトへは 2 ヶ所のコネクタを介して配線するのですが、コネクタのピン数に限りがあるため、また面倒なコネクタの配線を極力行いたくなかったため、特にポイントへの配線をできるだけ少なくしました。
ポイントの転換は電解コンデンサーの充放電を利用したオーソドックスな方法です。Peco のポイントマシンの場合、ポイント 1 個につき、通常 3 本の配線が必要ですがダイオードを 2 個使ってコイルに流れる電流の方向を制御することで 2 本に、またコンデンサーをレイアウト側に設置し、さらに GND 線を共通にすることで、コントロールボードからコネクタを通るポイント用の配線数をポイント数 + 1 本(共通 GND 線)にしました。
当レイアウトでは電動化するポイントは 11 個ですので、コントロールボードからコネクタを通過するポイント用の配線数は全 12 本と少なくできました。なお、使いまわしでちょっと歪んだポイントでも確実に動くようにポイントの駆動電圧は直流約 20V、電解コンデンサーの容量は 2,200μF としました。
駅構内は 1 本しかレールの敷設が完了していません。現在、緑線の部分にレールを敷設するべく工事中です。
もう少しでレールの敷設と走行に必要な電気配線が完了します。次の機会でどのように列車を走らせるのかを記事にしたいと思います。
さて、次はもっとも苦手なシーナリィを作り始めることになります。どんな季節にするか?
本当は木々のみずみずしい新緑が映え、山桜などの花が咲き乱れる春がもっとも好きな季節なのですが、日本海あらなみラインと名乗るからには、やはり見るからに寒そうな、鉛色の空に雪が降る冬でしょうか。しかし山間部の豪雪地帯の水墨画のような光景ではなく、海沿いの路線なので、雪がさらっと降ったあとでところどころ白くなっている、そんな雰囲気にしたいと考えています。
まず、モデルの一つにしている旧北陸本線(現・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)が走る、地元上越市〜糸魚川市の海岸沿いを訪ねて、イメージを熟成したいと思います。
★おまけ:最近のはるちゃん★
噛まれると、ホント、痛いわ!











