寒い日が続いたと思うと、1~2日は暖かな陽射しが中庭を覆うこともある。
2月中旬 土日に高熱と発汗で寝込み、月曜日に診察。インフルエンザではないとの診断にホットしたのもつかの間、抗生物質の点滴を受け飲み薬も大量にいただく。翌日から高熱は去ったものの、薬の副作用のせいか、夕食後の睡魔が翌日の午後になるまでやってこなかった。
18日 やっとPCに向かう元気がでてきた。
昨日は・・・“雨水”(何となく雪ではなく、屋根上から落ちてくるものが雨になってきている)
どこかでは もう“春一番” が訪れているのだろう!
☆☆☆ “あまみず” の音に春を感じながら、昨年のバナー写真を眺める ☆☆☆
7月 日本百名山の一つ ~四阿山~ に登る(6月24日)
四阿山(あずまやさん)は長野県と群馬県の県境にある、標高2,354mの火山。山麓はレンゲツツジの花盛りだった。
登山道沿いにはシラカバ林は広がっており、所々にレンゲツツジのオレンジがかたまっている。
ヒメイチゲ スズラン
珍しい植物(私にとってだが・・・)を見つけた。ヒメイチゲはキンポウゲ科のイチリンソウの仲間。北海道や本州の近畿地方以北の亜高山帯針葉樹林や高山帯のハイマツ林の林縁、湿った草地に生育する。日本在来のスズランは、本州中部以北、東北、北海道の高地に多く自生する。ドイツスズランよりは小さな花である。
宜しかったら 続きをご覧ください。
8月 ~オオマツヨイグサ~
中庭で育つアカバナ科の雑草 ~オマツヨイグサ~(撮影:2014.7.23)
花の大きさや色と形が気に入って中庭に1株植えた。あまり増えないようにと、株が広がると間引きが欠かせない。
この仲間は、このオオマツヨイグサが減ってきており、代わりに外来種が増えてきているようだ。
マツヨイグサ アレチマツヨイグサ
マツヨイグサは朝方になると花色が赤く変色するので、オオマツヨイグサとの違いがわかる。アレチマツヨイグサは、最近特に広がっている。(撮影 左:中庭 2012.6.1 右:サンポミチ 2015.8.31)
コマツヨイグサ ヒナマツヨイグサ
どちらも外来種で、葉の形や着き方等が他の種と異なる。(撮影:長崎 2013.4.16)
オエノテラ・ペレンニス(草津 2014.7.16)
オエノテラ・フルティコサ(草津 2014.7.16)
上2種は最近はまっている “日本ロマンチック街道” の散策中に見つけた外来種。日中開花するヒルザキツキミソウの仲間。ペレンニスは姫月見草、フルティコサは月見草として出回っていてて、この写真の花は栽培鉢などから逃げだしたのかもしれない。ペレンニスの方が花が小さく茎は直立する。しかし葉は細長く、茎も細いので匍匐することが多く、姿が乱れやすい。
9月 ~アサガオ~
マルバアサガオ
最近のアサガオは畑の雑草となっている。このマルバアサガオは熱帯アメリカ原産で江戸時代に渡来し、観賞用に栽培されたものが野生化したものと言う。サンポミチでは黄金シモツケに絡まって繁模している。
アメリカアサガオ(撮影:サンンポミチ 2015.8.31)
葉身は深く3~5裂(写真右下の葉)し、萼片が著しく反り返る(写真中央の花)のが特徴。こちらも同様に熱帯アメリカ原産で江戸時代の末期に観賞用として栽培されたもののようだ。
ヒルガオ(撮影:サンポミチ 2015.8.20) サツマイモ(撮影:サンポミチ )
ヒルガオはヒルガオ科ヒルガオ属、サツマイモはヒルガオ科サツマイモ属の花。花の形はよく似ている。ジャガイモの花~実はよく見るが、サツマイモの花は最近見たことがない。
10月-① ~小仙丈沢カール~
仙丈ヶ岳(標高3,033m)山頂の “小仙丈沢カール”
9月19日(当初計画は19~20日だったが)午前6:40に北沢峠より登山を開始、小仙丈ヶ岳を経由して山頂に11:40到着。下山は馬の背ヒュッテに泊まってのんびり降りる予定でいたが、快調に歩けたのでそのまま北沢峠まで降りてしまった。
小仙丈ヶ岳(2,855m)付近の大パノラマ
当日は天候に恵まれ、5合目半を過ぎ尾根道へ出ると視界が広がり素晴らしいパノラマを楽しむことができた。写真左端は小仙丈ヶ岳、中央に北岳・間ノ岳、中央付近遠方に鳳凰三山、右端が仙丈ヶ岳。
仙丈ヶ岳で出会った花
セリバシオガマ
セリバシオガマ キタザワブシ
キタザワブシ
セリバシオガマやキタザワブシは始めて見た植物。セリバシオガマは亜高山帯の針葉樹林の林床に生える多年草で、絶滅危惧ⅠB類に指定されている。(ゴマノハグサ科からハマウツボ科に移されているのかもしれない)。キタザワブシは登山口北沢峠付近で発見されたことから名付けられたという。まさに本場の鳥兜だ。
山頂直下北東方向に広がる “大仙丈沢カール(右下は仙丈小屋)”
★★ 年1~2回の登山 昨年は体調も良く素晴らしい自然の中を歩くことができた。★★
10月-➁ ~志賀高原~
志賀高原 志賀草津ルート ~平床の白樺林で妖精に・・!~
10月19~21日 紅葉を楽しもうと、秋山郷~志賀高原~草津~野反湖と廻った。秋山郷は紅葉の真っ最中。志賀高原や野反湖は白樺の葉が落ちたあとの樹皮や枝先の色がとても綺麗だった。撮影中に霧が広がりはじめ、妖精が出てきそうな錯覚に襲われた。
野反湖畔 紅葉は終わったが、湖の青色・山頂付近の白樺の色が青空に映える
野反湖は標高1,500m位に位置し、周囲を2,000m級の山々に囲まれたダム湖。今度はカンゾウの満開の時に行ってみようと計画している。
奥志賀高原 黄葉の終わり
白樺の黄葉が終わる頃、山の斜面一帯が幹の白と枝先の樺茶色が大好きだ。(蛇足・・・昨年末に話題になったホテルがこの近くにあったようだ)
11月 ~カキノモト~
食用菊 ~カキノモト~
カキノモト・もってのほか・・・正式名称は 延命楽かな? (撮影:11.1)
昨年の栽培はかなりうまくいった。このキクの植え替えは2~3年に一回行っているが、植え替え直後の育ちがいいのかもしれない。花を摘んで、花びらをバラすのに手間がかかるのが難点(とは言っても食べるためにはそんなこことを言ってられない)。シャキシャキ感がたまらない。
12月 ニュージーランドの旅 ~マウント・クックに 夏が訪れる~
サザンアルプスから流れ下るミルキーブルーの流れがテポカ湖に注ぐ
11月13日~20日 南半球への旅は初夏の季節に入ったばかりのニュージーランドを選んだ。北島では雨にたたれ、トンガリロ国立公園では楽しみにしていた山が全く見えなかった。
しかし、南島は最高の自然や文化に出会えた。
マウント・クック ~プカキ湖から~(撮影:2015.11.15)
サザンアルプスの主峰~マウント・クック~。流れ下る氷河がミルキー・ブルーの道を湖へとつなぐ。とても神秘的で美しい自然に出会えたことが、今でも心に残っている。
車窓から見える “ミルキー・ブルー” の流れ
ルピナス マウントクックリリー
ルピナスはマメ科の植物。花の様子がフジに似ていて下から咲き上がるためノボリフジ(昇藤)とも呼ばれる。旅からの帰りは初夏の暖かさがこの花を一斉に開花させ、湖や川などの周囲に見事な群生を見ることができた。マウントクックリリーは葉の形が睡蓮(ウォーターリリー)に似ていることからこの名がついたという。キンポウゲ科の植物で、花の大きさはこの種の中では世界一を誇る・・・とあった。
その他、日本では見たことのない植物にもたくさん出会った。
ミルフォードサウンド(撮影:2015.11.18)
ミルフォード・サウンドは氷河によって削られたフィヨルドで、タスマン海から15km内陸まで1200m以上の断崖絶壁に囲まれている(サウンドは入り江という意味)。ここではフィヨルド地形の中をクルーズ船で往復。晴天の中流れ落ちる滝の数こそ少なかったが、1,000mを越す絶壁からの滝飛沫を浴びたり、深く削りこまれた海の色を感じ、イルカやアザラシなどの生物を見たりすることができた。
初夏のニュージーランド 空気や水が美味しく、素晴らしい自然を肌で感じる旅だった。
☆☆☆☆☆ おまけ ~中庭の旬~ ☆☆☆☆☆
その① パッションフルツの実が・・・・・落ちてしまった・・・
2月12日 雪が積もっているが快晴でポカポカ! 温かな室内に置いてある鉢を陽に当てようと外に出したところ、楽しみにしていた実が雪の上に落ちているではないか。
( 触ってしまったのかな )
でも、大丈夫。・・・・・じつは、落ちてくれるのを待っていたのです。
パッションフルーツの採取の目安は、“自ら落果するとき” なのです。落果したときに皮がつるつるでしたしたが、私は更に3~4日たってからいただくことにしている(写真上 シワシワになってから)。
そのときカットすると、このように香りも良くなっている。
今年度最初の果実は、あと4個実がついている。申し越し楽しめそうだ。
その➁ 馬酔木と加茂本阿弥
馬酔木の蕾が暖かな陽射しを浴びて、赤みを強めている。もうすこしだ!
鉢植え椿開花 ~加茂本阿弥~
中庭の椿が、少しづつ春を迎えている。楽しみな季節が確実に近づいているのがわかる。
体調を崩していて、やっとブログを書き上げることができました。
皆様のところへお伺いすることができそうです。
ご訪問ありがとうございました。