「コンチョを購入④」
銀貨をベースにしたコンチョを2枚購入しました。
1枚は1958年鋳造のアメリカのクォーターダラー(25セント銀貨)を加工したコンチョです。
1964年以前に鋳造されたものなので、シルバー900(銀の純度90%)だと思います。
先日、1964年鋳造のクォーターダラーのコンチョを購入したばかりですが、今回、この1958年鋳造のクォーターダラーのコンチョが相場の半額程度で売られていたので、購入しました。
そして、もう1枚のコンチョ
これが今回の主役です。
明治37年鋳造の5銭銀貨、所謂、「竜銀貨」と呼ばれている銀貨を加工したコンチョです。
片面に龍の姿が刻印されています。
硬貨に関する知識はほとんどありませんが、近世以降で龍がデザインされた銀貨はおそらく世界で竜銀貨だけではないかと思います。
明治三十年代に鋳造された竜銀貨を加工したコンチョが鋳造年の違いで5種類ほど販売されていました。
その中から迷わずに明治37年のものを選びました。
明治37年は日露戦争開戦の年です。
その他の年は国内外で目立った出来事はなく、どうせ購入するのであれば、大きな出来事が起きた年に鋳造された銀貨のほうが話のネタにもなります。
直径は約31mmで、表面に龍が大きくデザインされています。
明治時代の銀貨とは思えないほど状態も綺麗です。
やはり、日本人なので、日本らしいデザインの銀貨をベースにしたコンチョを1枚くらいは持ちたいものです。
それにはこの竜銀貨のコンチョは最適です。
ただ、このコンチョが似合いそうなアイテムが見当たりません。
和柄の財布などには似合いそうですが、残念ながら和柄の財布は持っていないし、購入の予定もありません。
このコンチョは当分はタンスの肥やしになりそうです。(笑)
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