筝曲の「千鳥の曲」は百回以上吹いていますから指にも頭にも馴染んでいる曲ですが、今更ながらということに気づきました。
最近は山田流の先生と合わせることが多いのですが、今回、ボランティア活動で生田流宮城派の先生と一人で合わせなければならなくなりました。何回も下合わせをしているのですが、そこで山田流とは違う部分に気がつきました。
演奏していてなんとなくずれたような気分になるところがあるのです。以前にも生田の先生と合わせることは何度もあったのですが、自分が未熟だったのか、その他大勢の立場だったのか、その時には全く気付いていませんでした。
こういう時は音譜を調べるのが一番です。
都山譜と宮城譜を比較したらいっぺんに疑問が解消しました。3拍の間だけわざと半拍のずれが作ってあったのです。
問題の箇所は赤枠のなかです。