「法隆寺の至宝 壮麗なる伽藍」という番組を見る。
私にとっては落ち着かないときに見ることができない番組なので、
録画してずっと見る機会が無くてとってあったもの。
昭和17年から10年かかった解体修理時の映像も入っていた。
テレビの良いところは行っても見られないような細かいところを
美しい映像でみられるところ。特に細部部分はプロが映像として撮影し、
解説もついていてとても楽しい。
私は奈良が好きだけれど、行くとつい南のほうばかり行ってしまい、
奈良市のこういった中心部はあまり行かないことが多い。つれがある場合は
行くけれど・・・。
法隆寺へ行ったのは子供の頃で、大人になってからは行っていない。
奈良はお寺が多いからか、古い都だからか、開発をあまりしていないせいもあるけれど、
とにかく「上が開いて(空いて)いる」。
これは東京から行くと驚くべきことで、上が開いていて道路が余裕があるところが多いので、
なんだか実際より広く感じることが多い(特にお寺の近く)。
お寺の作りも間合いというか、それぞれの間、作り方がおおらかで大きい。
京都よりも古い街だからだろうか。
上が空いている、空が開けている街に、高いのは仏塔、そして山というのは
いつ行っても驚くべき光景。
奈良は南もとてもいい。
そして、和歌山県へ続く山々がある地帯もすばらしい。
奈良の魅力はお寺や神社もあるけれど、山、そして田んぼがあること、
なによりそういう所へ行くと静かだ。
あの静かさには驚かされる。圧倒されるとも思う。
普段喧騒に囲まれていることを意識していないけれど、ああいう場所に行くと
普段とは違う音に囲まれることに立っているのが難しいと感じることがある。
そういえば、奈良はお米もおいしいらしい。
また奈良に行きたいなあ。
来月はひな祭り。お菓子もひな祭り仕様に・・・。
