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Arduino Field Strength Merter の応用

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 前に作った Arduino で制御した DDS と今回の電界強度計、リターン・ロス・ブリッジを組み合わせて、SWR を測定する実験を行ってみました。 まず、 〔DDS の出力を測定〕 DSC05632.JPG DDS のモジュールと電界強度計を直結して出力を測ってみると、-5.7dBm です。 DDS モジュールからの出力を 50Ωで受けているので、レベルが下がっているようです。 高名な JA9TTT 加藤さんのブログでも出力にインピーダンス変換トランスが追加されていますので、それが正しいと思います。 〔リターン・ロス・ブリッジを繋ぐ〕 DSC05633.JPG リターン・ロス・ブリッジには 20dB のアッテネータが入っているので、オープン時の出力は -27.5dBm になっています。 〔50Ω Mコネクタ・ダミーロード〕 DSC05634.JPG 50Ωの M コネクタに付けた自作ダミーロードでは -48.8dBm、リターン・ロスは 21.3dB で、SWR は 1.19 です。 〔33Ωの Mコネクタ・ダミーロード〕 DSC05635.JPG DSC05636.JPG 33Ωのダミーロードでは -42.2dBm、リターン・ロスが 14.7dB、SWR が 1.45 でした。 〔75Ωの Mコネクタ・ダミーロード〕 DSC05637.JPG DSC05638.JPG 75Ωのダミーロードでは -41.3dBm、リターン・ロスが 13.8dB、SWR が 1.51 でした。 〔50Ωの BNCコネクタ・ダミーロード〕 DSC05639.JPG DSC05640.JPG BNCコネクタのダミーロードでは -61.8dBm、リターン・ロスが 34.8dB、SWR が 1.04 です。 他のでも DSC05641.JPG DSC05642.JPG と同じ値になりました。 〔今後〕 これで基本的な動作は確認できたので、この DDS モジュール、リターン・ロス・ブリッジ、ログアンプを一体の基板上にまとめ、指定したバンドとレンジの中で SWR の最低点をサーチして表示できる SWR スキャナーを作ってみようと考えています。 まずは基板CADツールで回路図を書いて、レイアウトし、配置配線データを作ってみます。 できたらいつものように基板を発注する予定です。 DDS の出力が低いので、リターン・ロス・ブリッジには 20dB パッドを入れず、加藤さんのようにトランスを追加しようかと思います。 トロ活をまた読み直さないと。 高周波トランス、うまく設計できるかなぁ....

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