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水戸003発行、水戸から大甕(おおみか)までの乗車券です。
券面の印字は何の変哲もない普通の乗車券なのですが、地紋に注目すると、
通常の水色ではなく緑色になっています。
これはみどりの窓口や指定席券売機ではなく、
偕楽園臨時駅の精算所で発行されたものです。
この地紋の切符を発券できる端末は「
改善型車発機」と呼ばれていて、
臨時駅や他客時のみ営業する臨時窓口に置かれていることが多いです。
また常にこの端末が置かれているところとして有名なのが、
鶴見駅の精算所です。
鶴見線内(鶴見以外無人駅)の自動券売機では、防犯上1000円札以外のお札に対応させていないため、高額紙幣しか持たずに鶴見線内各駅から乗車した場合は、その精算所で切符を購入することになるようです。
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ちなみに
偕楽園臨時駅には営業キロが設定されていませんが、降車時に精算済証明書を駅員さんからもらうことで、一駅先の水戸までの運賃を精算したことにできます。
その証明書をもって偕楽園臨時駅→水戸を乗車できますし、証明書を提示することで水戸からの乗車券を偕楽園臨時駅で事前に買っておくこともできます。(証明書がないと一駅手前の赤塚からの運賃になります)
なおこの切符は発行数があまり多くないのか、持ち帰りを依頼する際に大甕駅の駅員さんに渡したところ、はじめは「???」となっていた様子でした。
この日の撮影記(梅の写真あり)は
こちら。
また、今年の偕楽園駅の営業は、
2月20日から3月31日までの土休日の9:10~15:30となっています。
水戸支社のプレスリリースは
こちら(pdf注意)。